激しく共感〜その2

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結果が見えるだけに辛い

前回の投稿から5日経過して、その後はどうなったんだ?と問い合わせが相次いだ(ウソです💦)ため、慌てて書いてます。実はそれより書きたかったことがあったのですが、クダの話を中途半端にして真面目な話題を間にぶちこむことはちょっと抵抗あったので、まずはこちらを完結させておきます。
前回は40年前の痛い体験を書いたところで終わっていましたが、その体験の記憶のみでS君に質問したわけではございません。実はその後に学生時代の原体験を強化するような出来事が待っていたのです💦

時は2017年10月15日早朝、場所は霊仙寺湖畔芝広場。当日はノルディックハーフマラソンの大会で準備の真っ最中でした。スタートゴールのアーチに取り付ける大会名のシートの位置が悪く、脚立に乗って調整中でした。アーチは空気を送り込むタイプで、シートに取り付けられた紐を下に引っ張っていたところ、なんと空気を送り込んでいた送風機のスイッチが切れてアーチが萎む。紐を下に引っ張っていた私はそれに伴って脚立から落下。激しく地面に打ち付けられたのでした。結果、左手首と背中に激しい痛みで急遽飯綱病院へ。診断結果は左橈骨遠位端骨折と脊椎圧迫骨折でした。脊椎は安静にしているしか方法がないとのことでしたが、手首は手術が必要とのことで4日後にオペと相成りました。

入院した日、手術を翌日に控え病室に看護師さんが手術の説明においでになりました。全身麻酔の手術になるとのこと。そこでどうしても気になった私は
「あのー、やっぱクダは入れるんですか?」
とすがるような目で質問。看護師さんはいとも簡単に
「入れますよ〜」
との返事。ここで若き日の記憶が鮮明になった私は必死の思いで、
「えー、もし可能というか、あればの話なんですが、管はなるべく細いのを入れていただくなんてことなんてできませんか?」
これに対して、
「そういうのがあるかどうかわかりませんけど、伝えておきます」
とツレない返事でした。不安が解消されぬままというか、結論が出ないまま手術は決行されたのでした。

全身麻酔の手術は感覚上は一瞬で終わります。気がついた時には既にしっかり管は入っておりました。手首のみの手術とはいえ、夜中に麻酔が切れてきますとなかなか痛いわけで、私は背中の圧迫骨折の痛みもありますから、ちょっとうとうとするとすぐに痛みで起きてしまいます。そんなことを繰り返している夜半過ぎ、股間に違和感を感じます。何か水が漏れているような、明らかに濡れている。即座にピンポン押して看護師さんに訴える私。こういう時に女性はオトコの感覚がわからんのですな。管の入った珍を上に下へ動かして状況確認。動かすたびに激痛が走ります。ちなみにS君はこの下りに一番共感してくれました。結局看護師さんには根本解決ができず、隙間にティッシュを大量に詰めて朝まで過ごしたのでした。

真実は誰にもわかりませんが、私なりの考察は、私の訴えが現場に届き、それに応えてくれた方がワンサイズ細い管を入れてくださったと。その気遣いには感謝したいが、それが元で管と尿道に隙間が生じ、尿もれが発生したということと結論づけました。

この長い話を、激しい共感を持って最後まで聞いてくれたS君に感謝。また、還暦過ぎた親父のあまりにくだらない下ネタを最後まで読んでくださったみなさんにも感謝申し上げます。
それと、いろいろ言いましたが飯綱病院の伊藤先生はじめスタッフの皆さんに文句があるわけではなく、本当に感謝しております。将来何らかの技術開発がなされ、手術を受けなければならなくなった時に、病気のこととは別な理由で躊躇する必要がなくなればいいなと思っております。

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この記事を書いた人

長野県飯綱町在住。株式会社ツチクラ住建代表取締役。株式会社カンマッセいいづな代表取締役。小学生の頃、キレイに仕上がった霊仙寺湖芝広場で父親が言った「ここはこれからもっともっと良くなる」が忘れられず今に至る。ニッチでちょっと変わったことをしてみたいアラ還。信州飯綱町で蠢く経営者の日記『いったいお前は何屋なんだ?』で日常を発信中。

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