飯綱町の方言

飯綱町に伝わる方言集

伝統的に飯綱町で使われてきた方言をまとめてありますが、現在の町内では一般に通用しないと思われるものもあります。使用するシチュエーションや微妙なニュアンスは、ネイティブスピーカーに確認することをお勧めします。

方言意味 標準語訳
あえさ
あげっぽい吐き気がする
あすぶ遊ぶ
あだける暴れる 動く 狂う(木材がねじれる)
あっこあそこ
あっぱ人糞 うんこ
あのけんまく大量に
あらかたほとんど
あんちゃ若者 
いかず行こうぜ
いじかめるいじめる
いっせきいつも
えーかん相当な
えっぺ⤴︎沢山 大量
えっぺ⤵︎宴会 飲み会
えなさまい物凄く
えぶせ激しい
えべさ行きますよ
えぼつる機嫌を損ねる
えんさ縁側
えんでく歩く
おさかな【北信流】盃のやりとりで披露される謡曲
おしくる押す
おしこくる押しやる
おじょこ生意気
おしょっぽれる(骨等が)折れる
おしょる折る
おちそっかく落下しそうになる
おちゃん座る
おちょうべお世辞
おっしゃん住職 和尚様
おっつ
おつもり【北信流】既にお酒を大変いただいたのでご飯を出してください…転じて終了の意
おてしょ小皿
おとこしょ男性 自分の夫
おにむしクワガタ
おべちゃお風呂
おめってえ面倒臭い
おやす終わらせる
おらほ自分の地域
おろのく間引く
おんなしょ女性 自分の妻
があたくいたずら
かう鍵をかける 隙間を埋める
かしがる傾く
かすこく生意気を言う
かまける不平をこぼす
かんじる気温が下がる 冷え込む
かんする匂いを嗅ぐこと
かんます掻き回す
きなしうっかり
きびしょ急須
きんな昨日
ぐっちゃ地面がぬかるんだ様
くねぼう作物の支柱
くらしあげる殴る
ぐるわ周囲
くれる進呈する
くわれる虫に刺される
けえだし道路から玄関までのアプローチ
げえに強く
げえもねえ勿体無い
けそけそ何事も無かったように
げっけ嘔吐物
ごうわかす我慢の限界
こく言う
ごしたい疲れた
こしょ唐辛子
こそっぽい食べ物が滑らかでない
ごったく粗大ゴミ
こっぱではなかむ木で鼻を括る
こびりおやつ
ごむさい汚らしい
こわい食べ物が硬い
さかる賑わう
じくたみ湿地
じっくずぶ濡れ
しっちゃばける破れる
しなくれる萎れる
しにそっかく死にそうになる
しょうしい恥ずかしい
じょうやいつも
じょうる(特に動物を)いじめる
しょっぺえ貧乏臭い
すいあげる酒を勢いよく飲むこと
ずくやる気と根気
すてばて荒っぽくて手に負えないこと
ずるい足が遅いこと
せう言う
せせるからかう
ぞぜる甘える
そらっことうそ
だあいいえ
だいどこ玄関
たっけじょうそこら中で
たっこくる焼却する
たてっぱち急坂 崖
だまかす騙す
だらずでしょ?
だれえ違います
ちいしんだ鬱血状態
ちだらまっか血だらけ
ちっと少し
ちょっくんいい加減
ちょっけはえ手が早い
ちょんこずく調子にのる
つめっかく引っ掻く
てえげ相当
てえしょ
でえじんこ資産家の子孫
てえら平ら
てんびね頂上
ときに一時的に
どきょうカイコのサナギ
どっしずくずぶ濡れ
とっつくくっつく
とびっくらかけっこ
とぶ走る
とろっぴょうしばしば
なから大体 ほぼ
なぎ難儀 大変
なっちょいかが?
になう力を貸す
ねぐさい食物が腐って異臭を放っている状態
ねっから期待したほどでない
ねなくらくだらない話
のけカブトムシ、クワガタの幼虫
のふて暖かい
はたく殴る
はねる始める
はばっくら土手
ばんきりいつも
はんぺた半分
びーばー肩掛け型刈り払い機
びしょってねえ貧乏臭い
ひとっきりしばらく
ひめ⤴︎日当
ぶすたいろ赤紫色の鬱血状態
ぶに
ふよお祭りの獅子笛
ふんずぶす踏みつける
べーつりやっこ奪いあい
へえ既に
べちゃる捨てる
べった牛の糞
べっちょ女性の陰部
べと土 土地
へら
へんぼ
ぼけるりんごが古くなって歯ごたえが無くなった状態
ぼこ赤ちゃん
ほとばす水に浸ける
ほとびる水を含んだ状態
まつべる可愛がる 仲良くする
まてえに丁寧に細かく 節約して
ままやく思ったように動かない様
まる排泄すること
みいる特に足が筋肉痛で硬くなっていること
みぐさいみっともない
めーで前方
めったいっそう もっと
もうらしいかわいそう
やくやく遠路はるばる
やけっつる火傷をする
やぶちゃして家族揃って 大勢で
ようでもねえ頼みもしない余計なことをして
よて①浴用タオル ②得意とする
らっちもねえくだらない
わにる人見知りする
わるものすごくの意味の接頭語